マリアージュフレールのお香はどんな香り?「フォーリンラヴ」と「雨上がりのお茶」

マリアージュ フレールといえば、言わずと知れたフランス紅茶の老舗。
缶を開けた瞬間に広がる芳香、洗練されたパッケージ、そして紅茶に添えられた美しい言葉たち。どこか特別な時間を知っている女性たちが、ご褒美のように選ぶ紅茶ブランドという印象があります。

私も、忙しい日常の中で優雅な気分を味わいたいとき、マリアージュフレールの紅茶を手に取ることがあります。紅茶だけでなく、チョコレートやクッキー、そしてお茶の香りのお香も数種類あります。

マリアージュフレールのお香は、まるで一篇のポエトリーリーディングのよう。香りそのものだけでなく、そこに添えられた言葉の世界に惹かれてしまいます。今回は、気分に合わせて二つのお香を選んでみました。

フォーリンラヴ(FALL IN LOVE)の香り

箱を開けた瞬間、目に飛び込んできたのは鮮やかな紅色。恋する瞬間をそのまま閉じ込めたような色。
紅色は古くから生命力の象徴とされてきました。太陽や火、そして生命を巡る血を連想させる色。見ているだけで、身体の奥からエネルギーが湧いてくるようです。

マリアージュフレール|フォーリンラブ

香りを確かめると、まず感じたのは甘いバニラのような香り。紹介文にある「カリヤの樹液」とは何だろうと思い調べてみると、どうやら実在する香料名というより、この香りのために描かれた幻想的な表現のようです。
なるほど。確かにこの香りは、現実のどこかに存在するというより、恋愛小説の一場面から漂ってくるような香り。

恋に落ちると胸が高鳴ると言うけれど、このお香は少し違う。ドキドキするというよりも、誰かと過ごす穏やかな幸福感。
好きな人と並んで座り、何気ない会話をしている時間。このまま時が止まってしまえばいいのに。そんな願いがふと心に浮かぶような、甘くやさしい香りです。

雨上がりのお茶(テ アプレ ロラージュ)の香り

箱を開けると、青みを帯びた深い緑色のお香が現れます。雨をたっぷり含んだ森の木々のような色です。
雨上がりの景色を思い浮かべると、葉の上には水滴が残り、空気は澄み、街も自然もどこか輝いて見える。それまでまとわりついていた埃や熱気が洗い流されたような感覚。この香りもまさにそんな印象でした。

マリアージュフレール|雨上がりのお茶

香り立ちは穏やかで、湿った土や植物を思わせるみずみずしさがあります。派手さはないのに、深く息を吸いたくなる。心の中に溜まっていたものが少しずつ静まっていくようです。
緑色は心理的に「安心感」「安らぎ」「信頼」を与える色といわれています。このお香もまさにその通り。疲れた日や考えごとが多い日、心をリセットしたい日に焚きたくなります。

フォーリンラヴと雨上がりのお茶を比較

同じマリアージュ フレールのお香でも、その印象はまったく異なります。
フォーリン ラヴは、幸福感に包まれる甘くロマンティックな香り。一方、雨上がりのお茶は、心を静かに整えるみずみずしい植物の香り。

誰かと過ごす幸せな時間を楽しみたい日はフォーリン ラヴ。
ひとり静かに心を整えたい日は雨上がりのお茶。そんなふうに使い分けるのも素敵です。

香りが運んでくれる物語

マリアージュ フレールのお香は、香りに添えられた言葉とともに、ひとつの物語を楽しむためのアイテム。
恋する輝きに包まれる「FALL IN LOVE」。
雨上がりの静寂「THE APRÈS L’ORAGE」。
その日の気分や過ごしたい時間に合わせて選ぶことで、日常が少し特別なものになる。そんな魅力を持ったお香。

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