福島の花酵母カクテルEnju「SAKURA」花を贈るように想いを届ける、お酒のギフト

近づいたときに、はじめて気づく香りがある。

福島県双葉郡富岡町にある、夜の森の八重桜の花酵母から生まれたクラフトカクテルEnju「SAKURA」は、誰かを想う気持ちを届けるためのリキュール酒。
香りは香薬。このカクテルもまた、香りと果実が心と体にやさしく触れてくる。

福島県・夜の森の八重桜を宿す|花酵母のお酒

福島県・夜の森。桜並木で知られたこの地の八重桜から「花酵母」は採取されています。花酵母とは、自然界に咲く花から取り出される天然の酵母。その土地の風土と、花そのものの記憶を宿します。

このカクテルを手がけたのは、Ichido株式会社。代表の渡邉優翔氏は、福島県須賀川市で600年続く大桑原つつじ園の家に生まれ、花とともに育った。

「花から酵母を抽出しお酒をつくり、そのお酒で花業界に貢献したい。」その想いの通り「Enju」は単なるクラフトカクテルだけではなく、花の命を、別のかたちで残す試みでもある。そしてそれは、福島の記憶を未来へつなぐストーリーでもある。

桃と山椒|飲みやすく女性に喜ばれる美の風味

アルコール5%とは思えないほど、やわらかな口当たり。アルコールに弱い私でも大丈夫。よく冷やしてストレートで飲むのがお気に入りです。

ほんのりと桃の香りが立ちのぼる。その香りは、グラスに顔を近づけて、ようやくわかるくらいの控えめな気配。花のような繊細な余韻は、まるで言葉にしない気持ちのように、静かに残ります。

花酵母カクテル Enju「Sakura」

薬膳の視点で見れば、この一杯はさらに興味深い。
桃は、気を補い、血の巡りを整え、内側から潤いをもたらすので、女性に喜ばれる美の果実でもある。そして古くは邪気を払う仙果として『古事記』にも登場する。
香りづけの山椒は、体を温め、寒さを追い払う散寒薬。そこにアルコールが加わる。「医食同源・医香同源」の世界観で語れば、花酵母と果実の優美な薬膳酒。

福島生まれのカクテル|花を贈るように想いを届けよう

福島・夜の森の八重桜の花酵母から生まれたEnju「SAKURA」。夜の森の桜は、2020年公開の映画『Fukushima50』の終盤に登場し、福島復興シンボルのひとつとされる桜並木です。
復興を応援するという大きな意味を持ちながら、誰かのための贈り物にもなります。

槐(エンジュ)が持つ意味とは?

「Enju」という名前は、槐(エンジュ)に由来する。花言葉は「親睦」「友情」。誰かを想って花束を選ぶように、このお酒もまた、想いを託して贈ってほしい。
そんな願いから、この名前がつけられたという。

エンジュは「延寿」に通じる縁起の良い木として古くから大切にされてきた樹木でもある。その意味を知ると、このカクテルが贈り物として選ばれる理由は、それだけでも十分すぎるほどに感じられる。

またエンジュ(槐)は漢方でも使われ、花蕾は「槐花(カイカ)」、莢(さや)を「槐角(カイカク)」と呼び、血を整える理血薬として用いられます。

もうひとつの物語・余韻が香る贈り物として

花酵母カクテル「SAKURA」が入ったボトルには、もうひとつの物語がある。飲み終えたあと、花瓶として使えるデザイン。
そこには、「次は、生きた花を飾ってほしい。」という生産者の想いが込められている。花から生まれたお酒が、再び花へと還っていくように。

そして外箱はマグネット式で、小物入れとしても再利用できる。私はそこに、花の香りがするお香や精油などの「薫りもの」を入れている。
残り香の余韻。それは香りは記憶を残し、贈り物は関係を繋ぐ。誰かとの時間を、そっと長くつなぎ続けてくれる。

「Enju」は、花と一緒に贈ることも、花の代わりに選ぶこともできる。もちろん自分の時間のためにも。そんな特別なクラフトカクテルです。贈る時は、福島の花物語も一緒にどうぞ。

夜の森桜のトンネルの映像

夜の森の桜並木は福島県を代表する桜の名所。開花中は夜間ライトアップされ、幻想的な桜のトンネルが見れます。スマホでみる場合は、ぜひ全画面にしてご覧ください。

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